6月の第一日曜日 地域の行事がありました。
先月は大字のコミュニティセンターの掃除があったし
毎月何かしら地域行事があります。
今日はお宮そうじとそれが終わってからついでに地域の公会堂の掃除、周辺の草刈りがありました。
地域のお宮の掃除
家から歩いて10分くらいの所、家の東側の良く見えるところに地元の氏神様
『少彦名神社』があります。
5月5日には《お田植えまつり》がありましたが2021年今年もお宮に集まるのはお世話をしている人と何かしらの役の当番になっている人だけだったので
お宮にお参りするのは久しぶりです。
地域の行事を父や母に代わって私が行くようになったのはこの2年ほどの事なので
お宮の掃除は3回目
いつものように社務所の建物の中の掃除をするつもりで薄いビニール手袋とスマホだけ持って出かけました。
境内の落ち葉を男の人何人もでブロワーを使って吹き飛ばして寄せ集めています。
皆家にそんなブロワーとかいう道具を持っているのがすごいです。
ほうきで掃くより断然早くて楽に落ち葉の掃除ができます。
私が早めに着いて 神様にご挨拶をして拝殿を一周していたらもっと早くに来られていたおばあちゃんが拝殿横の落ち葉を箒で掃いていました。
地域の仕事に各家から一人づつでて作業をするのですが高齢者が多いです。
高齢者の一人暮らし、高齢者ばかりの家が多いので仕方がありません。
この、おばあちゃんもう90歳近いはずです。
みんな揃うまで草取りでもしておこうとそのおばあちゃんの近くでしゃがみこんでいると
「○○ちゃん。拝殿の中の掃除を頼むわ。」と言われました。
年に2~3回各地域に掃除の当番が回ってくるのですがだいたい誰はトイレの掃除をいつもしている。とか
誰は社務所をするとか決まっていて
そのおばあちゃんは いつも拝殿の掃除をしているおばあちゃんだと 母から聞いたことがありました。
その、拝殿をいつも掃除しているおばあちゃんが私にその役をあなたがしてね。と譲り渡したという感じなのでしょうか・・・。
慣れない物は皆で掃除、の時には役割が決められていた方が(どこを掃除すればいいんだろう。)とうろうろするより楽ですから
元拝殿の掃除係だったおばあちゃんに
拝殿の一番奥のカギがかかっている所から賽銭箱の置いてあるところの3室を掃除すること。
掃除道具は拝殿にはないので社務所から一とおり持って行かなくてはいけない。事を聞いて
とにかく 掃いて拭く!をやっていきました。
お宮の拝殿掃除
正面の格子戸にはかぎが掛かっているので
階段から手前、太鼓のある拝殿
玉ぐしをささげたり祈祷をしてもらう人が入る部屋
木の椅子を動かしながら箒で壁の蜘蛛の巣などを取りながらゴミを下手の方に掃きだしていきました。
このへやと囲いのない板張りの部屋の間には後から付けられたサッシの扉が付いています。
開け放たれた板張りの部屋はお祭りの時にはおみこしを担いだり宮当番さん方がお弁当を食べたりするところ、くらいしか見たことが無いのですが。
鳥の糞やネズミの糞で汚れていました。
掃き終わったら 雑巾がけ!雑巾がけは膝をつかないで足の裏をしっかり床につけて
ヤンキー座り。
これが一番足を鍛える運動になる雑巾がけのスタイルです。
着の板は雑巾がけの水分で息をしたように白くカサカサだった肌が艶っと一瞬はしたのですが
焼け石に水状態。
賽銭箱も 度々拭いてあげたらかなりの年代物なのですから今頃は黒光りしているはずなのに白くささくれ立っています。
掃除を開始してから30分余りだったと思いますが
初めての神殿掃除 そんなことしたらダメだよ。と言われることもなく無事に終える事ができました。
境内も落ち葉も草もすっかりきれいになっていました。
神様、いつもお守り頂いてありがとうございます。
最近の一番のお願いはこの体に付いたぜい肉を10キロいえ、8キロでいいので減らしていただきたく存じます。
どうぞよろしくお願い致します。
お宮そうじの後は小字の公会堂の掃除です。
ここは選挙の投票所などに使われるところで昔は子供会のクリスマス会をしたり
青壮年部でべっぴん会(別品会)といって料理の上手な秀さんを中心に1品づつ料理を持ち寄り集まりをしたりしていました。
少しづつ手を入れてあの頃よりトイレもキッチンもキレイになりましたが
最近は使われることがあまりない様子。
外の草刈り担当の人が一番大変11人中2人だけ草刈り機を持ってきて大仕事です。
地域の奉仕活動午前中で終了。
掃除もできたし久しぶりのご近所さんとの話もできました。
いつも元気な一人暮らしの92歳のおばあちゃんというのは失礼なくらいのおばちゃんが来られていなかったのが少し心配です。
田舎ならではの行事です。お疲れさまでした。