今年の秋のお彼岸はいつからいつまでだったか・・・
祭日が年によって違っていたりするのでお彼岸の日にちもわからなくなってしまっていませんか?
今朝も、母がお赤飯を炊く準備をしているので
「お彼岸っていつまでだっけ~。」と聞いたところです。
今年はしっかりしているはずの母が勘違いをして18日からお仏壇にお供えするお膳の用意を始めたものだから余計にわからなくなってしまった。
我が家にお墓参りのお客さんが来られ出したのが20日からでした。
外にいる次男に
「お彼岸はいつくる?予定を教えて!」と連絡をしたら予定ないって
「お墓参りもこの前行ったばかりだから、遊びには行くわ。」と言ってお彼岸前の18日にやってきました。まぁ・・・それでも良いのですけどね。
- お彼岸っていつからいつまで?
- お彼岸はなにをしたらいいの?
田舎のお彼岸の過ごし方を御紹介しますね。
お彼岸の時期は?
2021年の秋のお彼岸の始まりはは9月20日月曜日(敬老の日で祝日)
お彼岸が始まるのを「彼岸入り」
お彼岸が終わるのが9月26日日曜日です。
お彼岸が終わるのを「彼岸明け」
といいます。
お彼岸の中日である23日の「秋分の日」をはさんで前後3日づつの7日間の行事になります。
お彼岸はお墓参りをするもの?
お彼岸はお墓参りをするものだと昔からの習わしなのでそう思っています。
お彼岸は親戚が次から次へとお墓参りに来られて、家を空けずにお墓参りに来られるお客さんをお迎えして、お茶出しして・・・
自分もお墓参りに行きたいところがあればタイミングを見計らって家に留守番がいる時に行ってくるような感じです。
お盆の時に同じようにお墓参りをして、あれからすぐなのにまた、お墓参り・・・
先祖を供養する
仏教では、私達が生きているこの世を「此岸(しがん)」、あの世を「彼岸」と呼び、あの世は欲や迷いから解放される仏様の世界と説いています。前述の通り、彼岸は西の方角にあると考えられ、太陽が真西へ沈む春分の日と秋分の日は、あの世と最も通じやすいと考えられています。
そのため、ご先祖様と向き合うのに適するとされ、家族でお墓へ出向き、掃除をしたりお供えをしたりして、先祖供養をするようになったのです。ご先祖様を敬い、感謝する意識を持って墓前に手を合わせることが大切です。
私は夫が亡くなってお墓には夫の墓石がありますが
お墓といったらご先祖様というイメージがありますから 夫はご先祖様じゃない!とへそ曲がりな思いがあるので 足がお墓にもお仏壇にも向きません。
なのでお墓参りもお仏壇にお参りするのも好きではないです。
でも、行事なのでお彼岸にはお墓参りをします。
お墓掃除は年老いた両親がやってくれます。急斜面の草刈り機でする草刈りは息子がしたり・・・お彼岸前の行事です。
お彼岸には何をする?
お彼岸の前にはお墓を掃除して、墓地周辺の草刈りをして 花を変えて
お彼岸に入ったら お仏壇にお供えのお膳をします。(我が家は日蓮宗)
夫の実家の宗派はお仏壇に果物とかお菓子をお供えはしますが、お膳をお供えしない宗派みたいです。色々あるんですね。
7日間毎朝お膳に精進料理を小さな塗り物のお膳に、ご飯、お汁、漬物、煮物、酢の物を作ってお供えしています。
お彼岸といえばおはぎ!お供え用に作るときもありますが
私は手伝い程度しか手を出さないので82歳になった母のしごとです。
今年は手抜きで赤飯にしたようです^^
お彼岸の入の日には朝から母の実家から「蒜山おこわ」が届きました。
お赤飯でも、おはぎでもたくさん作って親戚にお供えに配り歩くので「蒜山おこわ」は2升5合作ったらしいです。
そんな事、もう私の代になったらできそうもありません。
お彼岸はお盆とは違ってご先祖様が帰ってくる!というのではないから
仏迎えも、仏送りもないのですね。
お墓参りに着てくれた人
お彼岸の一番乗りのお客さんは 父の兄家族でした。
父の兄は89歳で認知がきているけど、実家に帰ってくるのはとても嬉しいみたいで
親の入っている実家のお墓参りもお盆のときには雨で行くことができなかったのですが
支えるとやっと歩ける足で坂道を登ってお墓参りに行ってくれました。
2番手は
私の主人の兄夫婦です。 お盆の時に私のワクチンを打った後の副作用とヒビの入った尾骨と悪天候のせいでお参りできなかったから、弟が夢に出てきたとお墓参りを心待ちにしていたらしく 家でもゆっくり話して行かれました。
3番手は
父の義姉のところのお嫁さんが動けない伯母さんの代わりにお参りに来られました。
今年はもうこれで終わりのような気がします。
私の妹も来るとは連絡がないし(30数年来の初です。)
お墓参りに行ったところ
昨日、一人で主人の両親のお墓にお参りをしました。
主人の実家は分家なので義両親だけのお墓です。 共同墓地の一番上
コンクリートの坂道をしばらく登って最後赤土の草が生えている急斜面を登ります。
夫とお墓参りに来ていたときはいつもこの坂で
「大丈夫か?」と声を掛けてくれていたのを思い出すから やっぱりお墓参りは辛いのであまり好きではありません。
2リットルのペットボトルに持っていっていた水でお墓の足元の方や台の汚れているところを水を流し、お線香を立てるところは我が家とは違って1箇所だけなので 3本、ライターで火を付けて立てました。
お墓から夫の実家のお仏壇にもお供えを持って寄りましたが、
きのう、我が家であったばかりの義兄夫婦とまた、今度はお客さんの立場で・・・
なんなのでしょうね。
お盆や、お彼岸がないとお墓参りをしなくなるから、いい機会といえばそうですね。
まとめ
今年の秋のお彼岸は彼岸花もなんだか少し早く咲き始めて21日の夫の実家のお墓に行く道中の彼岸花が咲き誇る道路沿いももう枯れ掛けていたので
写真も取らないで終わってしまいました。
日にちの勘違いもあってまだ22日なのにお彼岸がすぎた錯覚になっています。
昔ながらの風習や習慣でお彼岸はお墓をキレイにしてお客さんの来られるのを家を空けずにお茶の用意をして待ったものだ。という事を記録していないと
お彼岸ってなに?ということになりそうですね。
ご近所の源吉兆庵をリタイアしたおじさんが
今年もマスカットのお菓子を作って持ってきてくれました。
買ったら高いお菓子です。
いつもありがとうございます。 我が家の道にはみ出した栗の木の実を拾ったからと栗きんとんを作ってくれるのももうすぐ。
本格的な栗きんとん楽しみにしています。