バタバタBLOG

新しいことの発見や挑戦の毎日!願いが叶う人になりたいさなのBLOG

伯父の葬儀も終わりました。お葬式を簡単にするための家族葬ではないのに・・・

6月18日の土曜日母の姉である私の伯母のお葬式がありました。

 

そのお葬式が終わって

お骨拾い後、初七日を合わせてして、お寺参りをしてその日は終了という流れでした。

 

お骨拾いが終わった時間に

病院に入院中の父の兄の状態について病院から連絡があったのです。

「点滴が入らなくなったので点滴を外します。」

そういう状況になったらいよいよお別れが近くなる。

ということです。

 

親族に面会が許されるということで

伯父の息子、娘、弟である私の父とそのつれあいである母が

15分間会うことができました。

 

意識はあって、久しぶりの母のこともわかったようで目を合わせてうなずき、話してくれたそうです。(話はよく聞き取れなかったけど、)

この日が18日

先日の、6月15日が伯父の90歳の誕生日で病院の方の配慮で

伯父のつれあい、息子、娘は面会ができていたことをとても喜んでいました。

 

そして、

20日の朝、旅立っていきました。

娘である私のいとこに

「来てほしい。一人ではどうすればいいのかわからないから一緒にいてほしい。」

と言われ病院に駆けつけたのです。

 

一人で心細い。の意味は

兄夫婦と気持ちが全く噛み合わない。ということ・・・

伯父が息を引き取った朝、

おばさんは息子と大げんかの末に家出中で連絡が取れない状況でもありました。

 

娘でも跡継ぎで同居の兄夫婦に何も言えない関係が何十年もの間になっていました。

 

ここからお葬式の流れは

息子と息子のつれあいが主になって決めていったわけです。

 

伯父が少し前に肺炎で危ないといった時期があり、その時に葬儀の段取り、葬儀場への連絡

早々と決めて

相談をうけていました。

 

  • お葬式は家族葬
  • お香典はいただかない
  • 病院から直に葬儀場
  • 49日までの7日ごとのふじゅうは家族のみ

 

伯父の90年の功績や収入に比べてあまりにも簡素で

その時から、「考え直したら?」と伝えていましたが

 

「お母さんの意向だから。」

「コロナもあるから。」

「家に駐車場がなくて、路上駐車で事故にでもなったらいけないから」

 

病院~葬儀場

は私の父も「これだけは叶わなくてもお願いしてみる」と

伯父の長男に話して一旦家に戻って枕経をあげてから葬儀場へ行くことができました。

 

いとこになる長男から

亡くなる日の前日も

お葬式の流れの前知識、お寺へのお布施の金額など私に聞いてきていたので

このまま家族葬でやったら

家の人も私達(近い親族)も絶対後悔する。

という気持ちで

いとこに自分の気持ちを伝えました。

 

「お母さんの意向だから、とか言わないで。

自分が後悔のないようにして欲しい。

1ヶ月以上前に考えた案だけど、コロナの状況も緩んできているし、

お付き合いもきちんとしてきた伯父さんだから

皆さん、当たり前にお香典を持ってこられるから、お断りするのが大変よ。

前は、こう言っていたけどやっぱり変えた。といって

状況を見てどんどん変えていけばいいよ。

〇〇ちゃんが考えて決めたことをやって。

手伝いはいくらでもやるから言ってね。」

 

スマホのやり取りが「葬儀場で飾る家族写真の引延しに写真屋さんに行っている車中」でした。

(伯父さんは亡くなったわけじゃないのに・・・)

となりに奥さんがいることが分かっていたので、

だいぶ遠慮してはしゃべりました。

 

家族以外からそんなに口出しをされていい迷惑だと思われる人もいるかもわかりませんね。

 

最初に伯母が「近所の人が家族葬が簡単で良いと言っていた。」から始まったことですが

85過ぎた母親がそう言っても

わたしなら

「お父さんは多くの人に喜んでもらえるお世話をたくさんしてきた人だよ。

仕事人間で家のつながりがあまりなかったとしても、

お陰で何不自由なく生活できてきたんだよ。

最後は大勢の人にお見送りしてもらったらおとうさんが喜んでくれる。

それだけのことをお付き合いもしてきているし、

普通のお葬式の案内をしたら

葬儀場に入れないほどの人が駆けつけてくれるとおもうよ。」

 

というと思うわ。

嫌味に

「お母さん、お葬式って簡単にするもの?

そんな風に簡単なお葬式がいいのなら、お母さんのお葬式は家族葬で簡単にしてあげるわ。」

・・・やさぐれバーバ炸裂!・・・

 

結果

いとこは

多くの批判や意見をされてもガンとして受け付けず

 

めいである私たちは葬儀の間は部屋の外

「会いたかったらお通夜の始まるまでの時間に会いにきて」

と言われていたけど

お通夜も、お葬式もロビーで拝ませていただきました。

 

葬儀場の人のほうがびっくりするような対応だったから

これが

後悔のないやりかたなら

この先の付き合いはどうなるんだろう。

自分のお葬式もこんな感じでいいのかなぁ・・・。

残された伯母は自分の葬儀は簡単にすればいいけど

伯父のお葬式で故人の功績を全く受け入れない感じのものにしたことに

後からでも

後悔をしてほしい・・・。と思ったほどです。

 

葬儀場の外で

「遠慮してほしい。」と言われているみんなは

伯父が可愛そうで泣いていたし、悔しくて泣いていました。

 

90歳の大往生だから

悔し涙を流すようなお葬式では無いはずなのに

 

告別式会場にも遠慮してほしいと言われていたし、行っても入れてもらえないとおもっていたけど

 

「最後に伯父さんを送りたいと思って、こさせてもらったよ。

棺にお花を入れるときだけでいいから入らせてもらえないかなあ?」

 

と言って、

(断ることができにくいようなシチュエーションに持っていって

いとこの奥さんの方に先に打診をした。それも娘さんたちのいる横で・・・

奥さんの了解を得てから、いとこにお願いをする。という流れで)

 

後悔のないようにできる限りのことをさせてもらいました。

 

あんなこともあった。

こんな事もあった。

と書き出したらキリがないです。

 

いまも思うのは

 

形も大事だけど

気持ちが一番大事で、その気持が形に現れたような

人の思いを大切にできる人になりたいです。

皆さんにありがとうございます。おねがいします。という多くの人に支えられて今があるという感謝や相談や助けをもらったり意見を聞いてみるということを忘れることは

しないでいよう。と思いました。

 

この一週間2人の親戚を天国に送りました。

一人は家族葬でも

皆さんの好意を受け入れてどんどん変化していった家族葬

一人は

周りを例外なしに切り捨てた家族葬でした。